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2021年、前インディアナポリス・コルツの攻撃コーディネーターであるニック・シリアニが新HCに就任したドラフト指名権2つと引き換えにQBウェンツをインディアナポリス・コルツにトレードした。デショーン・ジャクソン、アルション・ジェフリーらの離脱でWRが手薄になり、ドラフトでは全体6位の指名権を12位にトレードダウンし、ドラフト当日にトレードアップしてWRデボンタ・スミスを全体10位で指名した。FAでQBガードナー・ミンシューやCBスティーブン・ネルソンなどを獲得する。エースQBには2年目の若いジェイレン・ハーツが指名された。公式戦が1試合増え選手の移籍や厳しいキャップにも悩まされ劣勢が予想されたがアトランタ・ファルコンズとのシーズン開幕戦を勝利しシリアニHCの初陣を飾った。シーズン途中にTEザック・アーツがアリゾナ・カージナルスに移籍しさらに厳しい戦いを強いられたが終盤連勝して、第17週にプレーオフ進出を決め9勝8敗と勝ち越し、今季より1枠拡大された第7シードとなった。ワイルドカードプレーオフでは第2シードのタンパベイ・バッカニアーズに15-31で敗れた。
2022年はGブランドン・ブルックスが引退、Sロドニー・マクロードがコルツに移籍した他に若手WRを放出。ドラフトでは1巡でDTジョーダン・デービス、2巡でC/Gキャム・ユンゲンスを指名、攻守の主力であるDTコックス、Cケルシーの後継者を獲得した。LBハーソン・レディック、CBジェームズ・ブラッドベリーらがFA加入、トレードでWRのA・J・ブラウン、SのC・J・ガードナー=ジョンソンなどを獲得した。攻守に渡り好調で開幕からリーグ唯一の8連勝を記録し、第10週のワシントン・コマンダーズとの同地区対決にて今季初黒星を喫したものの、その後も勝ち続け第14週にはプレーオフ出場を決めた。終盤でハーツの負傷欠場があり連敗を喫したがハーツは最終週で復帰し勝利を挙げ14勝3敗でレギュラーシーズンを終え、地区優勝と第1シードを獲得した。NFCの週間最優秀選手を開幕からの5週連続を含め延べ9人が受賞[14]、QBハーツは9月、LBレディックは12月のNFC月間最優秀選手を受賞した。ディビジョナルラウンドからの登場となったプレーオフ初戦は第6シードのニューヨーク・ジャイアンツに38-7で圧勝、5年ぶりにNFCチャンピオンシップゲームに進んだ。
サンフランシスコ49ERS
2022年シーズン
AFC | NFC | |||||||
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前年 | 西地区 | 南地区 | 北地区 | 東地区 | 西地区 | 南地区 | 北地区 | 東地区 |
1位 | チーフス | タイタンズ | ベンガルズ | ビルズ | ラムズ | バッカニアーズ | パッカーズ | カウボーイズ |
2位 | チャージャーズ | コルツ | スティーラーズ | ペイトリオッツ | カージナルス | セインツ | バイキングス | イーグルス |
3位 | レイダース | テキサンズ | ブラウンズ | ドルフィンズ | 49ers | ファルコンズ | ベアーズ | コマンダース |
4位 | ブロンコス | ジャガーズ | レイブンズ | ジェッツ | シーホークス | パンサーズ | ライオンズ | ジャイアンツ |
:1度対戦 :2度対戦
8:30
2021年、4年連続で12勝以上を挙げ、6年連続で地区優勝を遂げた。4年連続で出場したAFCチャンピオンシップ・ゲームではシンシナティ・ベンガルズに延長で敗れた。2022年3月24日、契約で合意に至らなかったWRタイリーク・ヒルを、2022年のNFLドラフト1巡目(全体29番目)、2巡目、4巡目、さらに2023年のNFLドラフト4巡目、6巡目と交換にマイアミ・ドルフィンズにトレードした[21]。
2022年にも7年連続となる地区優勝をあげた。第17週のビルズ対ベンガルズの試合が中止となったために試合数の少ないビルズを勝率で上回り、シード1位となった。ただし、AFCチャンピオンシップゲームがチーフスとビルズの対戦となった場合は、中止となった試合の結果次第でシード権が逆転したはずであるため、中立地のアトランタで行われることになったがビルズがベンガルズに敗れたためにこの条件は成立しなかった。プレーオフ初戦ではジャガーズを破り、5年連続でAFCチャンピオンシップゲームに進み、本拠地にベンガルズを迎えた。
シンシナティ・ベンガルズ
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